「あさがおホール、けやきホールにポータブル超音波診断装置を導入しました。」
ご入居者の通院で多いのは、骨折と内臓疾患があります。
看護師がアセスメントエコーセミナーを受け、操作手順、映像確認の仕方を習得し、骨折の有無を調べたり、医師が往診時に内臓造影されたりするのにも役立ちます。
看護師がポータブルエコーを使う第一のメリットは、画像をケアの根拠にできる点です。
第二に、客観性のあるポータブルエコー画像で、判断に自信が生まれます。
第三のメリットは、医師や他職種、ご入居者、ご家族との情報共有による関係性の向上です。
ご入居者やご家族などに画像提示し、褥瘡の深さや便、尿の貯留部位を見せると納得が得られやすく、ケアに説得力が生まれます。
看護師のスキルアップと、データに基づく医師との連携で、受診の必要性も的確に判断でき、その都度病院へ搬送し人手を取られてしまう負担も軽減でき事が期待できます。
<施設看護師の感想と今後について>
様々な面で活用が期待でき、ケアの根拠となる情報を得られることで、よりご入居者に安全安心のケアの提供につながることができること、新たな看護技術の習得ができるため楽しみです。