平成31年1月24日、今年は元号も変わり、新しい時代の始まりとなることから、幹部会議を開催しました。
会のはじめに、福田理事長より訓示を受けました。

<訓示>

私はこの仕事について約50年になります。
上郡の地に、愛心園を設立するために、保護者4人が寄付をして創設してきました。
4人の協力者は、山下氏(弁護士・元理事長)、松井氏(うどん店経営)、塚本氏(不動産業)、柿沼氏(生花店・東京両国)、とそれぞれベースが違いました。
各々の考えが違う、これをいかにまとめるか・・・非常に難しいものがありました。
そこで思ったのは、「文殊の知恵」という言葉です。
考え方が違う人をまとめきれたら施設創りは成功すると思いました。

同じ考え方ばかりでは「文殊の知恵」にはなりません。
それぞれに経済力も違い生活も違う、その生活の中からお金を寄付する、当然自分の主張がある。自分たちの子供の障害の程度も違う。
お互いの人生や環境の違いをお互いがわからない・・・
最終的に、「この4人以外の人を幸せに豊かにする施設」を創る、ということで初めて合意しました。

愛心園と同じように、ひまわりも「これから」を大切にしてほしいと思います。
誰が創ったとかにとらわれるのではなく、「どういう施設をつくるか」を皆で目的に向かって統一していってほしい。
「文殊の知恵」を一人の知恵にする。
これだけの職員と力があれば「これから」を考えまとめていけると思います。

平成31年1月

いろんな文殊の知恵を出せるような場を作り、話し合いをしていく。
改めて一人ひとりが、もっともっと勉強しなくてはと感じました。
これからもみなさまよろしくお願いいたします。